バリ、特にウブドに来たなら必ず立ち寄るであろう写真撮影スポットのテガララン。
バリ有数の美しいライステラスが望める場所として有名です。ウブドのプリアタンから北上し、約20分位の所にあります。
道中アンドンという所を通過していると、自然素材のノートや写真スタンド、猫の木彫り、ランプなどみやげ物屋さんがたくさん並び、車から見ているだけでも楽しめます。
この店々は、観光客がショッピングを楽しむというよりは、街中のお店に卸しているホールセラー的なSHOPが多いので、料金も安く、バイヤー気分が味わえるでしょう。
みやげ物屋が途切れると、山肌にそった自然に婉曲した緑の景色がちらほら見え出してきます。
ここは、観光客がガイドと一緒に写真撮影の為だけに車を降りて撮影をしたらすぐ、又次の目的地へいくというなんともあっさりした所ではあります。
せっかくですので、すぐ側のカフェでランチをしてゆっくりテガラランの棚田の景色を堪能してもらいたいものです。
今回は、ウブドの街中でランチするのもよいですが、少し足を伸ばして テガラランでのランチタイムのススメを。

テガラランでのランチといえば、ガイドブックにもよく載っているカンプンカフェが有名ですが、今回「 TERAS PADI CAFE」(テラスパディカフェ)というOPENしてまだ1年目のニューフェイスをご紹介します!
少し急な階段を降りるとカフェの入り口がありまして、きちんとしたテーブル席、さらにその下には階段を挟んで左右に小さなバレ(テラス席)があります。
断然、座敷でのんびりビューを見渡せるこのテラス席を選んで下さい。テラス席のテーブルは少し狭いですが、みんなのお気に入り・取り合いになっています。
こじんまりとしたバレですが、周りを見渡せばのどかな風景が広がり、棚田を見ながらのランチが楽しめます。
ガゼボの席は限られるので、テラスパディカフェヘ行く前に、お店に電話一本入れておくのをおすすめいたします。電話 0361-7425789
こんな田舎のカフェ、たいしたものは無いだろうと思いがちですが、意外や意外、料理もしっかりスタイリッシュなインドネシア料理を提供してくれます。
さらに驚かされるのが、食器は全てあの高級ホテルでも使われている「ジェンガラケラミック」で盛り付けられています。
やっぱり盛り付けの器がいいものだと料理もよく見え、安心して食事できますね。(実際料理もすごくおいしいです)
細かい所にも手を抜いていないのが、さすがジャワ人経営!と思ってしまいました。その上料金も安いので、お薦め度はかなり高めです。


ベパシサンバルマタ(魚のグリル)は魚の上に辛いチリソースがふんだんに。辛いのが好きな人にお薦め!(28500ルピア)
テガラランでの肩の張らないこじゃれたランチタイム。様変わりする郊外のレストランが多い中、テラスパディカフェには、今後末永く頑張ってほしいと思います!
第11話 2004/9/20